2019年1～11月の知的財産権に関する主要統計データを発表（2019-12）

1．特許について

国家知識産権局が発表した2019年1月～11月の知的財産権の主要統計データによると、2019年1月～11月における中国発明特許の出願件数は合計123.8万件、発明特許の登録件数は合計41.7万件であった。実用新案の出願件数は合計201.2万件、実用新案の登録件数は141.0万件であった。意匠の出願件数は合計64.3万件、意匠の登録件数は49.8万件であった。また、2019年11月末までの発明特許、実用新案及び意匠の有効登録件数はそれぞれ264.5万件、514.2万件、175.2万件となった。

2019年1月～11月に国家知識産権局が受理したPCT国際特許出願件数は5.2万件で、そのうち、国内出願人によるものは4.8万件であった。拒絶査定不服審判の請求件数は5.0万件、結審件数は3.4万件で、無効審判の請求件数は0.6万件、結審件数は0.5万件となった。

2．商標について

2019年1月～11月の商標登録出願件数は合計712.1万件、商標登録件数は合計589.3万であった。また、2019年11月末までの中国における有効商標登録件数は2478.0万件となった。

また、2019年1月～11月の商標異議申立請求件数は合計13.2万件、結審件数は8.1万件であった。中国出願人によるマドリッドプロトコルに基づく商標国際登録出願件数は5825件であった。また、商標の各種審判事件の請求件数は33.2万件、結審件数は30.5万件となった。

3．地理的表示商標、集積回路配置設計について

2019年1月～11月に地理的表示商標が認められた件数は381件で、地理的表示製品専用標識を利用できる企業としては301社が新たに認可された。2019年11月末までに、累計5243件の地理的表示商標が登録され、累計2385個の地理標識製品が承認され、8484社の専用標識使用企業が認可された。

2019年1月～11月の集積回路配置設計登録出願件数は6866件で、5402件の証明書が発行された。

（国家知識産権局ウェブサイトより改編）