改正「特許代理条例」 2019年3月1日から施行予定(2018‐11)

現行の「特許代理条例」は、1991年に施行されてからすでに約30年が経過したが、この間、特許代理活動を規範化し、特許業界の発展に積極的に寄与し続けている。

しかし、中国の特許業界の急速な発展に伴い、特許代理業界の規模もしだいに大きくなった。2018年10月末の時点ですでに代理人試験合格者が42569人に達し、業務資格を持つ代理人の人数も18468人となり、特許代理機構(特許事務所)の数も2126となった。現行の「特許代理条例」の規定の中には、特許代理業界の発展の需要に適応できないものや、関連する法律規定等と整合性が取れないものが出てきたため、今回「特許代理条例」が改正されるに至った。

今回の改正では、主に特許代理の質の向上、「特許代理人」の呼称の「特許代理師」への変更、特許代理業の起業・参入条件の緩和、非弁行為の処罰、特許代理援助サービスの提供の奨励等の内容が改正される。


(新華社ウェブサイトより改編)