「専利代理業界の発展状況(2020年)」(2021-8)

   2020年末までに、全国で専利代理資格証を取得している人数は53090人に達し、登録されている専利代理23193人で、専利代理機構は3253か所(香港・マカオ・台湾を含まない)に達した。

一、専利代理機構について

  専利代理機構は主に北京(734社)、広東(538社)、江蘇(325社)、浙江(228社)及び上海(214社)の5つの地域に分布しており、東部及び沿海の経済発達地域の専利代理機構が比較的多く、分布状況は各省・市の専利出願件数と基本的に一致している。

  3253か所ある専利代理機構のうち、専利代理機構の設立時期から見ると、設立後20年以上経過している専利代理機構が220か所あり、全国の専利代理機構総数の6.8%を占めている。設立後10年以上経過している専利代理機構は755か所で、23.3%を占めている。設立後5年以上経過している専利代理機構は1207か所で、37.1%を占めている、設立期間が5年以内の専利代理機構は2,046か所で、62.9%を占めている。

  また、3253社の代理機構のうち、登録されている専利代理10人未満の代理機構は2731か所で、約84%を占めている。登録されている専利代理11~20人在籍する専利代理機構は353か所あり、10.8%を占めている。登録されている専利代理21~50人在籍する専利代理貴校は131か所で、4.0%を占めている。登録されている専利代理51~100人及び100人以上の専利代理機関の数はそれぞれ27か所、11か所で、主に北京、広東、江蘇に分布しており、上海にもわずかに分布している。

二、専利代理について

  専利代理は主に北京、広東、江蘇及び上海の4カ所に分布しており、登録されている専利代理及び専利代理資格を取得した人数のランキングはそれぞれ、北京が8,744人(登録されている専利代理総人数の37.7%を占める)/14,230人で1位、広東が3160人/6901人、江蘇が1666人/5339人でそれぞれ2位及び3位となる。

 2020年末までに、中華全国専利代理協会が公表した訴訟代理名簿では、合計3220名の訴訟代理が推薦されている。北京の人数が最も多く、1623人に達し、総人数の50.40%を占めている。広東、上海、浙江、江蘇、山東の人数も全て100人を超えている。  

 

国家知識産権局より改編