国家知識産権局商標局:年末まで商標の審査期間を4ヶ月以内に短縮 (2020-7)

国家知識産権局商標局局長は、7月28日に開かれた商標登録制度の利便性向上に関するイベントにおいて、近年の中国における商標登録制度の改革により、商標の審査効率が大幅に向上し、審査の質が向上したことについて述べた。現時点では、25種類の商標手続きについてオンラインで直接行うことができる上、全国212か所の商標受理窓口で手続きをすることも可能であり、そのうち103か所の窓口では商標権に対する質権設定・融資業務を取り扱っている。

また、商標登録出願の平均審査期間は既に4ヶ月11日に短縮されており、これは、同様の商標登録制度を採用する国家の中でも高いレベルに達している。商標局は、年末までに商標出願の審査期間を4ヶ月以内に短縮し、異議申立の審査期間を法定審査期間より1か月早くし、拒絶査定不服審判及び他の業務の審査期間をさらに短縮することを目標としている。また、年内に商標の異議申立、無効審判などのオンライン申請機能をオープンする予定である。同時に、商標の悪意の登録行為に対しては引き続き強く取り締まる姿勢を保ち、市場における公平な競争秩序の維持を図る。


(国家知識産権局ウェブサイトより改編)